女優・山口智子さんと俳優・唐沢寿明さんは、芸能界でも有名なおしどり夫婦として知られています。
その愛情は、結婚から20年以上が経っても全く変わることがないようで、最近では唐沢さんの「モニタリング」での発言が格好良いと話題になっています。
さて、彼はどんなことを言ったのでしょう?
またお2人の交際についても、強盗事件という少々変わった出来事がきっかけらしいのですが…。
この辺り、詳しく調べてみたいと思います。
山口智子 唐沢寿明のプロフィール

山口智子さんは、1964年10月20日、栃木県栃木市の出身です。
ご実家は旅館で、幼い頃より「将来は女将に」と言われ続けて育ちましたが、ご本人は家族の期待に応えたい一方、「本当にそれが自分の進む道なのか」と悩んでいました。
そんな折、青山学院女子短期大学への在学中に声をかけられたことをきっかけに、モデルとして芸能活動を開始。
1986年、東レキャンペーンガールでデビューします。
23歳の頃、事務所に届いていた案内をたまたま目にして応募したのが、NHK連続テレビ小説のヒロインオーディション。
山口さんは見事に合格し、1988年度後期放送の「純ちゃんの応援歌」でヒロインを務め、女優デビューを果たしました。
旦那さんの唐沢寿明さんとも、義理の姉弟役で初共演。
後の結婚は、この共演がきっかけだそうです。
その後は日本テレビやTBS、フジテレビなど多数のトレンディードラマでヒロイン級の役柄を担当し、一躍スターダムに。
1990年には、火曜サスペンス劇場枠の2時間ドラマで、3作品において主演を務めます。
全盛期の山口さんが出演するドラマは、同世代の女性たちから支持を集め、いずれも高い視聴率が取れたため、「連ドラクイーン」「高視聴率の女王」とも呼ばれました。
1995年に唐沢寿明さんと結婚すると、女優業を徐々に縮小し、CMを中心に仕事をシフト。
そして1996年のフジテレビ系ドラマ「ロングバケーション」出演を境に、女優業からは一旦遠ざかりました。
これは、目標を持たぬまま目の前の仕事に取り組む内に30歳を過ぎ、自分が何に関心があるのか見つめ直し、自分が納得できることをしてみたいという思いがあったのが理由でした。
以降しばらく、幼い頃より抱いていた「主婦になりたい」という夢を叶えるため、多少CM等への出演はあるものの、主婦業に専念します。
次に連続ドラマに出演したのは、2012年の「ゴーイング マイ ホーム」。
2019年には、前期放送の連続テレビ小説「なつぞら」で31年ぶりに朝ドラ出演。
また7月期放送の「監察医 朝顔」で、「ロングバケーション」以来23年ぶりに、フジテレビ月9ドラマに出演しました。
唐沢寿明さんは、1963年6月3日、東京都出身です。
東京都立蔵前工業高等学校を中退後、1980年、俳優としてデビューしました。
東映アクションクラブ、ホリプロ、三生社を経て、浅野ゆう子さんから声をかけられて現在は研音に所属しています。
デビュー当初は、コンビニエンスストアなどでのアルバイトや東映の特撮番組に斬られ役等の脇役や吹き替え、スーツアクターとして出演したり、照明や衣装のアシスタントといった裏方も担当して凌いでいたそうです。
なんと、キャバレーの客引きを行っていたこともあるとか。
ご本人はこれらの過去を、「今日の自分があるのは過去のおかげ」として積極的に開示しています。
浅野ゆう子さんのアドバイスでいわゆる「爽やか路線」に変更してからは仕事が入るようになり、ついに1992年のフジテレビ系ドラマ「愛という名のもとに」で演じたエリート好青年・高月健吾役で一気にブレイク。
女性ファッション誌の人気ランキングにランクインするなど、当時の人気若手俳優の1人として名を連ねました。
以降は皆さんご存知の通り、大河ドラマ「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」や朝ドラ「とと姉ちゃん」、「白い巨塔」「ルーズヴェルト・ゲーム」「みんなのいえ」「20世紀少年」シリーズなど、数々のドラマや映画、舞台、CM等で引っ張りだこ。
大人気の「トイ・ストーリー」シリーズでは、ウッディ役で声優も務めています。
山口智子さんとの結婚は1995年。
山口さんは2013年5月号の雑誌「美ST」のインタビューで「彼と歩む人生はとても楽しいです」などと語っており、唐沢さんも「モニタリング」等で時折彼女への深い愛が分かる発言をしています。
実に良い夫婦関係を築いているようです。
唐沢寿明、「宝物は?」の質問に「山口智子」とサラリ

唐沢寿明さんと山口智子さんは、以前からおしどり夫婦として、世間の羨望の的です。
山口さんはとあるインタビューで、「唐沢さんと一緒にご飯を食べるとか、そういうときに自分が世界で1番幸せだと感じる」というようなことを答えています。
さらに別のインタビューの際には、「1つだけ願いが叶うとしたら何を願いますか?」と聞かれ、「好きな人と同じ瞬間に死なせてください」と願うことを告白。
公の場で、少し恥ずかしがりながらも堂々とのろける山口さんは、何やら可愛らしく微笑ましくて、本当に大好きなんだなぁというのがよく分かりますね。
一方、唐沢さんは昭和の男性というのもあってか、山口さんのように堂々とのろけることはありません。
しかし、TBS系バラエティー番組「モニタリング」にて、記者に「1番の宝物は?」と聞かれたときのこと。
彼は「1番の宝物は山口智子」と答えました。
「モニタリング」ではカメラが入っていることを対象が知っていたり知らなかったりしますが、どちらにしろ、内心では思っていたとしても、人前で実際にこれを言える男性は、そう多くはないと思います。
唐沢さんはNHKの情報番組「あさイチ」でも、趣味を聞かれて「車と山口智子」と返しています。
これらの発言に、視聴者の女性たちはまさに胸キュン。
あんなこと言われてみたい、と憧れる人がたくさんいます。
他にも唐沢さんは、山口さんが16年ぶりの連ドラ「ゴーイング マイ ホーム」に出演したときには撮影現場に毎回差し入れをしたり。
役者として自分と山口さんがどう違うかを冷静に分析しリスペクトしていたり。
とても大事にしている、愛していることが非常によく分かります。
お2人は未だに、手を繋いで寝るそうです。
今後ともぜひ、死ぬまでファンの憧れるおしどり夫婦でいて頂きたいものですね。
強盗事件で交際発覚時の唐沢寿明も男前すぎる対応
唐沢寿明さんと山口智子さんの交際が世間に発覚したきっかけはなんと、山口さんのマンションに強盗が侵入したことだったそうです。
あわや大事件ですね。
ある日、宅配便業者を装った2人組の男が、山口さんの部屋へ侵入。
羽交い締めにされそうになった彼女が悲鳴を上げると、奥から飛び出してきた唐沢さんが強盗の足を蹴り倒し、追い払ったのだとか。
まるでドラマの1シーンのような展開ですが、これが何故世間に知られたのかと言えば、それは山口さんが被害届を提出したことを記者がかぎつけたためです。
そこで記者が調査を始めると、山口さんからは「マネージャーだ」と言われましたが、マンションの管理人さんが「山口さんの弟さんがよく部屋に来られています」との答え。
記者が唐沢さんの写真を見せたところ、「この人です」と言われ、情報が確定したようです。
そこで唐沢さんの写真を見せる辺り、噂はあったのかもしれません。
その後、記者が再び山口さんに質問するも、ハッキリした答えはなく。
ですが翌日、唐沢さんが会見を開き、山口さんの部屋にいたことをあっさり告白。
「いい友人として」の付き合いだとの発言に対し「本当は恋愛関係じゃないんですか?」と記者が問うと、唐沢さんはこう言いました。
「今は特別ということはないけど、男と女ですからね。
もしそうなったら、よかったと言ってやってください」
まあ結局後日、この時点でとっくに恋愛関係だったことは分かる訳ですが、答え方がとにかく格好良いですね。
こうして2人は入籍。
会見も、唐沢さんの軽妙なトークもあって、終始和やかなムードだったとのことです。
まとめ

今回は、俳優・唐沢寿明さんの「モニタリング」における山口智子さんへの愛が分かる発言や、お2人の交際が発覚したきっかけの事件について、詳しく調べてみました。
唐沢さんの発言、本当に格好良いですね。
強盗事件の際の対応もまるで騎士のようですし、その後もご自身が矢面に立っていた感じです。
山口さんも、そういうことをきちんと理解しているからこそ、心底愛しているのでしょうね。
「好き」を堂々と表現されて嫌な気持ちになる男性はいないと思いますし、例え面と向かって言葉にされなくても愛されているのが分かって嫌な気持ちになる女性もいないと思います。
しかも、最低限の部分においては、きちんと言葉にしている。
まさに理想の夫婦と言えます。
のろけなどを繰り返し聞いているとうんざりするものですが、唐沢さんと山口さんに関しては全くそんなことがなく、むしろもっと聞きたい気持ちにすらさせられるから、不思議ですよね。
お2人の性格によるのかもしれません。
お2人の今後の、役者としてのさらなる活躍と、変わらぬ愛情が続くことをお祈り申し上げます。